妊娠と仕事

順調な妊娠経過を保ちつつ、仕事や職場と円満に向合ったり退職する為のポイントや予備知識をご紹介しています。

妊娠しても仕事を続けたい方や 休暇は取りたいけど退社はしたくない方、 円満に退社したい方などへのアドバイスをご紹介します。

 妊娠と仕事
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 職場への
  報告

仕事をどうするかの選択肢に係わらず、 職場への妊娠報告は早目のほうが良いと思います。

続ける場合は勿論ですが、スグに産休を取得するにしても退職するにしても、 休暇や退社となるまでの期間に妊娠経過上あまり良くない業務(重労働で無くても「ちょっとソレ取って下さい。」と言われた物が、 高い場所に置いてあったりなど、ちょっとした事でも妊産婦には良くない事が有ります。)を与えられてしまったり、 不測の事態に周囲の対応が遅れてしまったりする可能性があります。
責任あるポジションに就いていたり、逆に発言力の無い位置に居たりすると切出し難く感じますが、 余り遅くなると業務内容の軽減や引継ぎが上手くいかなかったりもしますので、 自身にとっても職場にとっても早目の方が良いと思います。


ひーママは肩書的にはパートタイマーという位置付けですが、 有難い事に人権に関して恵まれた職場環境でして、業務面では妊娠の報告について悩まずに済みました。
けれども職場内での人間関係では、「清純」というよりどちらかといえば ダーク(グレー?)サイドというか、少々ですがひねた存在感を持っていましたので、急に幸せ一杯な報告をする事に気恥ずかしさを 感じていました。
しかしひーパパは早い報告を望み、ひーママも背中を押されるがままに素直に報告し、 結果、周囲の人達から温かく祝福してもらえましたとさ。

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 仕事を
  継続する

母体と職務の再確認

職場からの離職誘導

産前・産後休業

勤務中の健康管理


ひーママの職務内容は主にデスクワークでしたが、時には急いで社内を行き来したり、 比較的高い位置にある物を出し入れしなくてはいけない場面もあり、そういった部分についてはなるべく意識して慎重に行いました。
妊娠前は使わなかった膝掛を持って行ったり、休憩時の飲み物にルイボスティーのティーパックと 水筒にお湯を持って行ったりしました。
また会社からは電磁波エプロンの貸出しもあり、ひーパパは使う事を勧めましたが、 そこまで必要だと思わなかった ひーママは借りるタイミングを失い、結局使いませんでした。
『職場への報告』の体験記でも少し触れましたが、 ひーママの職場は現在の社会情勢的に考えてかなり恵まれているというか、きちんと法律を守ってくれる職場でして、 パートタイマーの妊産婦状態での就業についても、産前・産後休暇についての話合いにしても、問題無くスムーズにいきました。
そのような職場環境であっても勤務中に気分が悪くなって嘔吐した事があり、ひーパパに連絡し、 ひーパパは仕事を切上げて迎えに行くよりタクシーで病院へ向かったほうが早いと助言し、診察の結果 『感染症』の体験記で書きましたが胃腸炎になってしまい、 急な早退と翌日欠勤となってしまった事もありました。
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 休暇を
  取得する

円満な取得

取得する権利


ひーママは規定枠一杯の休暇を取得する話合を、職場側と円満にする事が出来ました。
何度も同じ事を書いてしまいますが、パートタイマーであっても従業員の権利に対する職場環境が 良かった事が大きかったと思いますし、妊娠の報告や休暇についての話合が遅くならなかった事も 良かったと思います。
また、『妊娠後期』でご紹介しますが、日頃密接に係わる事の無い上司に対しても、 ひーパパの勧めで「懐妊の挨拶」というコミュニケーションが取れていた事も、円満休暇への後押しとなれました。
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 退職する

退職・復職の判断

円満な退職

給付金の受給

退職後の年金制度


ひーぺあも、ひーママの仕事をどうするかについて話合ました。
  • まずは、ひーパパの収入だけでは生活が厳しいので、夫婦共働きを選択しました。
  • 産後の勤め先について ひーママは、今の職場を退社して違う職種への転職も考えていましたが、ひーパパは 「今の職場や業務内容が嫌でたまらないなら好きな職業に転職すればいいけれど、今の職場は従業員に対する保護制度も しっかりしているし、話を聞いている分には業務内容も厳しいもので無い様に感じるから、退職せずに復職したほうが良いのでは?」 とアドバイスをし、ひーママも納得して休暇取得後に復職という話合を職場側とし、受理されました。
    結果として復職後、退社しないで良かったと感じ、職場の人とも戻ってこれて良かったというような話が出来ました。
  • 復職後の育児が伴った通勤についてシミュレーションし、保育園の保育時間帯と複数の公共交通機関の時刻表を調べて、 生活に合わせた ひーママ専用の通勤時刻早見表のようなものを作りました。
  • 退職しないという選択をしたので失業の給付は関係無い筈だったのですが、出産後に100年に1度と言われる大不況で ひーパパが失業してしまい、自己都合による離職では無いので、妊娠・出産・育児による離職者と同じ被保険者期間が適用されました。
  • 年金についても種別の変更はしなくて良かったのですが、ひーパパの失業に伴い、再就職出来るまで出産した子供だけでも ひーママの扶養としたかったのですが、雇用保険を受給している期間は無理との返答でした。
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