出産の時期

出産時期の準備や留意点、お産の進行や産後の過ごし方などをご紹介しています。

 「出産」とは

「出産」と一口で言っても、産気づいた(=出産の気配がした)らスグに産まれる訳ではありませんし、 頑張って陣痛を乗り越えている時期もあれば、まさに赤ちゃんが産まれかかっている時期もありますので、 ここでは大まかなお産の段階と用語をご紹介します。

産兆の時期

分娩の時期


  • ひーママが産兆として前駆陣痛が始まった時には、『前駆陣痛』の体験記にてご紹介しますが 既に入院していたので、産院へ電話しようか悩んだり、本番の陣痛が始まって慌てて産院へ移動したりはせずに済みました。
  • 産前入院期間中 ひーパパは自宅で寝泊りしていたので、出産が始まったら呼ぶように頼んであったのですが、 ひーママは分娩室へ入っていよいよ出産となるまでは、連絡しないでおこうと頑張っていました。
    お産の進行の中で、分娩第一期での陣痛期間が分娩第二期で ひーさんを産む時よりも最もキツかったというのが、 ひーママの感想です。
  • 分娩第二期に入り分娩室へ移動となる頃にようやく連絡を受けた ひーパパは、職場の了解を得て早退し産院へ駆け付けました。
    その頃 ひーママは、『妊娠中の体重管理』の体験記で書いた通り 太り過ぎてしまっていたので、産道内に余分な肉が付いて狭くなってしまい、なかなか排臨となれず 苦しんでいまして、ひーパパが到着して廊下で看護師さんを通じて立会いをお願いすると、何を思ったのか ひーママは苦しんでいる場面を 見られたくないと、一度断ってしまいました。
    それを聞いた ひーパパは、そんなはずは無いからもう1度聞いて欲しいと看護師さんにお願いし、やっと ひーママも許可して、 ようやく分娩室へ入れるようになったのですが、看護師さんや助産師さんから、初めて観るのであれば気絶しないようにと言われました。
    やっと ひーパパは中へ入れて貰い、ちょうどその頃に排臨となり、今までに聞いたことも無いような ひーママの悲鳴にも似たうめき声を聞きながら、なんとか冷静さを保って励まし、発露児娩出となりましたが、やはり太り過ぎが影響し出血も多目でした。
  • 児娩出直後の ひーママは、緊張と興奮と放心がミックスされたような状態でして、まだ無意識に下肢などに力が入っていまして、 ひーパパが「もう力を抜けばいいよ」と声を掛けましたが、傍から見れば落着いて見える ひーパパも、 心中では感動の嵐で目が潤みました。
  • 胎盤の娩出が終わり、産湯できれいになった ひーさんと改めて対面し、廊下で待っていた爺ちゃん・婆ちゃんも中に入れて貰い、 皆が見ている中で足に「○○ベビー」と書かれたバンドをして、体にもマジックで書かれました。
  • 家族皆の気持が少し落着いた頃、助産師さんを交えて ひーぺあのどちらに似ているかという話題で、なんだかどっちつかずな話の中、 ひーパパ側の爺ちゃんを観たベテラン風の助産師さんから、「あ!間違い無い、爺ちゃん似だね!」と、ご結論を頂きましたとさ。

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 お産の合図

臨月に入ると、お産となるタイミングがどのように分かるのか気になると思いますが、 お産の始まりがよく分からずに始まってしまうという事は、殆どの妊産婦さんにおいて無いそうです。
ここでは、どのようにしてお産のスタートを感じるのか、そのサインをご紹介します。

時期 種類 内容
数週間
母体の
各変化
『妊娠後期』カテゴリー内の『母体の変化と諸症状』の『十ヶ月』 (←クリックで移動します。)にてご紹介している変化を感じると、出産準備が整ってきたといえます。
数日

数時間
おしるし 分娩に向けて赤ちゃんが下がる事で卵膜をこすり、少量の出血と共に卵膜の一部が剥がれ落ちます。
個人差がありますが、おしるしからスグに陣痛開始とはならないケースが多いようですので、慌てず自宅で安静にしていましょう。
数週間

数時間
前駆陣痛 詳しい内容は上記の「陣痛とは」にてご紹介していますが、これもまた出産となるまでの期間の個人差が 激しいようでして、あまり時間を空けずに規則的な本番の陣痛が始まる人もいれば、1ヶ月程度続く人も居るようです。
即連絡前期破水 前期破水の場合は、陣痛がまだですので即分娩とはなりませんが、卵膜が破れ羊水が減っていく事によって、 子宮内部が外界と繋がってしまうので、赤ちゃんや母体に感染症を引起す確率が、時間の経過と共に高くなってしまいますので、 破水を確認したらスグに産院へ連絡し、入院などの指示を仰ぎましょう。
全ての妊産婦さんに当てはまる訳ではありません。


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